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愛のひだりがわ / 筒井康隆

★★★★☆4

愛のひだりがわ・筒井康隆
(Canon EOSKissDigital + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO)
文庫新刊に並んでたので購入。
近未来の治安が悪くなってる日本が舞台。
犬と話せる少女・が、父親を探して東京へ旅をするロード・ファンタジー・ノベル。
彼女は怪我の後遺症で左腕が不自由であり、彼女が歩くその左側には、彼女を助けてくれる人や犬が連れ添います。

なんというか、筒井康隆作品としてはとてもわかりやすい話。
これが「ジュブナイル」と銘打ってある所以でしょうか。
でも最近の「ライトノベル」とは全く肌触りが違いますね。

ジュブナイル(少年少女向け小説)であることを承知して読む、という条件付きでですが、なかなか面白かったです。

愛のひだりがわ
新潮社
筒井 康隆(著)
発売日:2006-07
おすすめ度:3.5

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わにとかげぎす (1) / 古谷実

古谷実氏の待望の新作。
32歳、欲しいものは友達。
相変わらずモテなくて痛くて情けなくてカッコ悪い主人公が魂の叫びを聴かせてくれます。
そして今作でもなかなか可愛い女の子。バカっぽいけど。

またこんなんかよ、と言いたくなりますけれどもね。笑いながら。
毎作毎作面白いんだからこれはもう降参です。
最高。

わにとかげぎす 1 (1)
講談社
古谷 実(著)
発売日:2006-09-06
おすすめ度:4.5

BECK (27) / ハロルド作石

ハロルド作石さん作の「BECK」27巻。
クライマックスに向けていろいろ収束していってる気配。
26巻のエントリーを書いたときに「そろそろ話をすすめてよ」というようなことを書いたのですが、まぁ、今巻でも大きな盛り上がりも見せ場もないものの、その収束感があるのでここ数巻で見られた退屈さは無いですね。
次巻が楽しみ。

ところで、眼鏡っ娘の紗耶香ちゃん
え?もしかしてもう出ないの?え?

BECK 27 (27)
講談社
ハロルド作石(著)
発売日:2006-08-17
おすすめ度:4.0

光の子 / PINK

「光の子」PINK
(Canon EOSKissDigital + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO)

最近の個人的ヘヴィローテーション、PINK
「何でいまさら」と言われることは必至、知ってる人は30代後半以上でしょうね。
何しろメジャーデビューが1985年、私が中学3年のときで、1989年、私が大学浪人やってる頃に活動休止してます。
結局大きくブレイクすることのなかったバンドでしたが、当時少しマニアックな邦楽ファンの間には独特の存在感を示していた存在であったように記憶しています。

高校時代に聴きまくった大好きなバンドで、LPレコードやカセットテープが実家にあるはずなのですが、周期的に無性に聴きたくなるのでCDをまとめ買いしました。
もう廃盤なのでヤフオクで。

オリジナルアルバムは5枚(他に1st以前の音源を集めたミニアルバムとremixアルバム、ベスト盤があります)。
3rdアルバム「PSYCHO-DELICIOUS」(1987)が最高傑作だという人も居ますが、個人的な思い入れという点では、PINKを初めて耳にした2ndアルバム「光の子 Hikari-No-Ko」(1986)のほうが強く、墓場に持っていくCD10選(私が)に今回選出されました。
聴いて純粋に感動した数少ないアルバムです。

光の子
光の子(2nd.album 1986)
イーストウエスト・ジャパン
PINK(著)
発売日:1994-04-25
おすすめ度:4.0

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時をかける少女(2006年・日本)

★★★★★5

さて、ゲド戦記と連続で観ました。
観に行く前から口直しまで考えていたわけですな。
細田守監督作品時をかける少女

こちらは「ゲド」とは違い、観た人からは絶賛の嵐。アテにはならんが。
細田守監督の前作ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島が面白くなかったので正直どうかなぁと思ってたのですが、とてもよくできた快作でした。
面白かったです。
DVD早く出ないかなぁ。

時をかける少女プログラム
(Canon EOSKissDigital + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO)

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ゲド戦記(2006年・日本)

★★☆☆☆2

あずまさんと社長に連れられて映画を観に行ってきました。
スタジオジブリの最新作、宮崎駿氏の長男である宮崎吾朗氏の第一回監督作品ゲド戦記

正直あまり観に行く気はなかったのですが、あまりに酷評を目にするので興味がわいてきたところでした。
でもまぁ、確かに全然面白くない映画だったけど、そこまで言うほどのものでもなかったと思います。フツー。
もっと酷いもんが観れるかと思ったんだけどなぁ。

ゲド戦記プログラム
(Canon EOSKissDigital + SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO)

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DEATH NOTE (12) / 大場つぐみ(作)小畑健(画)

これまた映画化されてただいま公開中デスノート、完結です。

この作品はちょくちょくジャンプ誌で立ち読みしておりまして、結末もだいたい承知してました。
ただネームが尋常でなく多い漫画なので読み飛ばしてる部分も多く、また、第二部になってからは読んでない回も多かったので改めてゆっくり読んでみました。
全体を通してみると、なかなか綺麗にまとまってたように思います。
あれ以外に終わりようがないというか。
小畑さんの絵がなければつらかったのは確かですが、結構面白かったです。
でも、やはり第二部ニア編は失速した感が拭えませんけれども。

Death note (12)
集英社
発売日:2006-07-04
おすすめ度:4.0

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ハチミツとクローバー (9) / 羽海野チカ

ただいま映画が公開中、TVアニメも第二シーズンが放映中の芸大青春ストーリー、急展開の最新刊。

今巻はヘヴィですな。
前巻までで竹本くんの自分探しが終わり、真柴・山田関係も一段落。
そして、今巻の前半で森田先輩のバックボーンが明らかにされ、これからはぐを巡るクライマックスに向かって行くのでしょう。

正直、こうきたかぁ、というのが感想です。
あまりこうきてほしくはなかったのですが。

ハチミツとクローバー (9)
集英社
羽海野 チカ(著)
発売日:2006-07-14
おすすめ度:4.0

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放浪息子 (5) / 志村貴子

女の子になりたい男の子・二鳥修一と、男の子になりたい女の子・高槻よしの
二人と周囲の家族・友人たちの思春期ストーリー、遂に中学生編に突入です。

いや、なんつーか、みんなかわいいんですわ。
読んでて思わず笑みが。
うひひ。

放浪息子5
エンターブレイン
志村 貴子(著)
発売日:2006-06-26
おすすめ度:4.5

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ブギーポップ・イントレランス オルフェの方舟 / 上遠野浩平

★★★☆☆3

上遠野浩平さんのブギーポップシリーズ最新作「オルフェの方舟」読了。
ライトノベルはチェックしてないのでいつの間にか出てました。

何でも燃やせるワン・ホット・ミニットと何でも凍らせるフォーリン・グレイス
世界の敵となった彼女たちを倒すために迫る死神。
それぞれを守ろうとする少年と初老の男。
監視する統和機構とその合成人間ティアジャーカー。

展開としてはブギーポップ的定番でありますが、シリーズ中ではいまひとつな印象でした。

オルフェの方舟―ブギーポップ・イントレランス
メディアワークス
上遠野 浩平(著)
発売日:2006-04
おすすめ度:4.5

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