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Impression

PLUTO (4) / 浦沢直樹・手塚治虫

手塚治虫氏の「鉄腕アトム」の中の一編・「地上最大のロボット」を原作として、浦沢直樹氏が描くサイコサスペンスSFの最新刊。
いまさら何を云うこともないです。
安定した作画とドラマ。

ただ、浦沢氏は思わせぶりに引き伸ばす手法がとても達者なのですが、あまりそれを多用されると飽きてきちゃうのでそれが心配といえば心配。
手塚氏の原作は未読なのですが、短い話だと思うのでそんな心配はいらないのかな?

PLUTO 4―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (4)
小学館
浦沢 直樹(著)手塚 治虫(著)
発売日:2006-12-26
おすすめ度:4.5

わにとかげぎす (2) / 古谷実

てっきり「グリーンヒル」のリーダーみたいにカッコイイ人の話、という方向で行くのかと思ってたら、こうきましたかー。
ダーク系でした。
なんか大変なことになっております。

わにとかげぎす 2 (2)
講談社
古谷 実(著)
発売日:2006-12-28
おすすめ度:4.5

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ふたつのスピカ (11) / 柳沼行

宇宙飛行士を目指す少女・鴨川アスミの物語11巻。

今巻は良かった。
ここ数巻でいちばん静かな淡々とした巻でした。

いろんな登場人物が、それぞれアプローチは違いつつも、宇宙を想い、人を想う。
合宿で無人ロボットと作業スピードを競争するくだりが好き。

ふたつのスピカ 11 (11)
メディアファクトリー
柳沼 行(著)
発売日:2006-11-22
おすすめ度:5.0

もっけ (6) / 熊倉隆敏

熊倉隆敏さんの伝奇コミック。
物の怪が見える檜原静流と物の怪に憑かれやすい檜原瑞生の姉妹の日常を淡々と描いています。
いつも面白いのですが、今巻は特に面白かった。

もっけ(勿怪) 6 (6)
講談社
熊倉 隆敏(著)
発売日:2006-11-22
おすすめ度:4.5

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BECK (28) / ハロルド作石

ハロルド作石さん作の「BECK」28巻。
徐々にエディの遺曲「DEVIL'S WAY」が形を顕してきました。
アヴァロン・フェスとエディの遺曲を巡る駆け引きがなかなか楽しい。
ずっとギスギスしてた千葉とコユキが和解したので気分が良かった。
まぁ、話は相変わらずなかなか進展が無いのですけれども。

BECK 28 (28)
講談社
ハロルド作石(著)
発売日:2006-11-17
おすすめ度:5.0

それでも町は廻っている (2) / 石黒正数

ヤングキングアワーズ連載の下町メイド喫茶コメディ「それ町」の第2巻。
いわゆる"メイド萌え"なるものとは無縁の、単なる下町商店街ドタバタ。

個人的には第1巻ほどは楽しめませんでした。
残念。

それでも町は廻っている 2 (2)
少年画報社
石黒 正数(著)
発売日:2006-10-26
おすすめ度:5.0

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Light & Lust / CREATURE CREATURE

今月のヘヴィローテーション。

L'Arc~en~Cielを筆頭に黒夢LUNA SEAといったヴィジュアル系バンドに多大な影響を残して1990年に解散したDED END
そのDEAD ENDのヴォーカリストMORRIEこと大塚基之が10年ぶりに帰ってきました。

担ぎ出したのは、L'Arc~en~Cielのベーシストtetsuと、THE MAD CAPSULE MARKETSやDIE IN CRIES、BLOODY IMITATION SOCIETY等様々なバンドを転々としているギタリスト・minoruこと児島実(室姫深)
さらに元DEAD ENDのメンバーや元LUNA SEA真矢、元四人囃子森園勝敏らもゲスト参加。
そしてプロデューサーは後期DEAD ENDやL'Arc~en~Cielと同じく、元PINK岡野ハジメ
先行マキシ3枚同時発売の後発売された1stアルバムです。

Light&Lust(初回限定盤)
デンジャー・クルー・エンタテインメント
Creature Creature(アーティスト)
発売日:2006-08-30
おすすめ度:5.0

Light&Lust
デンジャー・クルー・エンタテインメント
Creature Creature(アーティスト)
発売日:2006-08-30
おすすめ度:4.0

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のだめカンタービレ (16) / 二ノ宮知子

月9ドラマも放映中の二ノ宮知子さんのクラシック音楽コメディ「のだめカンタービレ」16巻。

千秋が常任指揮者となったマルレ・オケ。
就任直前に急遽指揮した前回公演では散々だったこのオーケストラを立て直すための、新人オーディションや練習風景でほぼ一巻を費やしています。
ここまでの16巻中もっとも地味な一冊。

のだめカンタービレ (16)
講談社
二ノ宮 知子(著)
発売日:2006-10-13
おすすめ度:4.5

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ハチミツとクローバー (10) / 羽海野チカ

ついに完結。
前巻からヘヴィな展開になってきて、前回のエントリーでもどう評価したものかわからず、最後まで読んでから判断しようと思っていたのですが、とても綺麗にまとまっていました。
気持ちの良い、すがすがしいエンディング。
へヴィな展開は前巻で出尽くしていて、今巻は救いの巻だったなぁ、と。
森田先輩も竹本君もよく頑張りました。

しかし、青春な話は読んでて照れるわ。

ハチミツとクローバー (10)
集英社
羽海野 チカ(著)
発売日:2006-09-08
おすすめ度:4.0

ふたつのスピカ (10) / 柳沼行

宇宙飛行士を目指す少女・鴨川アスミの物語も早くも10巻。
相変わらず結構キツイ話でも淡々と進みます。
といっても今巻はそれほどシビアな展開は無いですけれども。
今後また重い話が待ってそうではあります。

初期の頃のわくわくした感じは無くなってますけど、かといってその後にみられた中だるみっぽい感じからも脱却したような。

今回の主役は佐野センセか。
やっぱり中身は熱いヤツだな。

ふたつのスピカ 10 (10)
メディアファクトリー
柳沼 行(著)
発売日:2006-03-23
おすすめ度:4.5
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