- 2006.10.29 Sunday
- Impression > 漫画
月9ドラマも放映中の二ノ宮知子さんのクラシック音楽コメディ「のだめカンタービレ」16巻。
千秋が常任指揮者となったマルレ・オケ。
就任直前に急遽指揮した前回公演では散々だったこのオーケストラを立て直すための、新人オーディションや練習風景でほぼ一巻を費やしています。
ここまでの16巻中もっとも地味な一冊。
千秋が常任指揮者となったマルレ・オケ。
就任直前に急遽指揮した前回公演では散々だったこのオーケストラを立て直すための、新人オーディションや練習風景でほぼ一巻を費やしています。
ここまでの16巻中もっとも地味な一冊。
最後に千秋が常任指揮者となっての初公演が遂に始まり、さらに千秋の父親がようやく登場して今後に興味を惹かれる展開になりますが、それまではひたすら練習などの描写が続きます。
ボロボロなオーケストラの改革に行われたことは、
やる気もある優秀な新人をオーディションで獲得し、
練習時間を増やしてすごく練習しました。
それだけ。
そして新人に触発されたやる気のなかった先任メンバーも負けじと練習したと。
ひたすら地道で近道も何もない。
それをコメディを名乗る漫画で延々と描写した度胸に感心します。
正直、この巻だけでみれば決して面白い話ではないのですが、ここまで積み上げてきたものがあるからこそ、楽しんで読むことができるのだと思います。
さて、次巻が楽しみだ。
そういえば、ドラマのほうも第1話だけ観たんでしたよ。
のだめ役の上野樹里は達者ですな。
さすが加古川の星。
ドラマ全体として、だいぶキャスティングに救われているように見受けられました。
峰のとーちゃん役が伊武雅刀とはやられた。
言われてみれば他にこの役ができる人はいないとまで思えてきます。
端役なんですけど。
でも、シュトレーゼマン役が竹中直人というのはやはりいただけませんなぁ。
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