- 2006.06.24 Saturday
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井上雄彦さんの「バガボンド」23巻。
又八が佐々木小次郎と出会って吉岡道場に取り入る。
武蔵との決闘に備える吉岡道場当主・伝七郎と佐々木小次郎を代役に立てようとする側近たち。
武蔵は本阿弥光悦と語らう。
うむ。やはりバガボンドは良いですな。
又八が佐々木小次郎と出会って吉岡道場に取り入る。
武蔵との決闘に備える吉岡道場当主・伝七郎と佐々木小次郎を代役に立てようとする側近たち。
武蔵は本阿弥光悦と語らう。
うむ。やはりバガボンドは良いですな。
清十郎との斬り合いで幕を開けた22巻のような壮絶さは今巻には無い。
ただ伝七郎と武蔵の決闘前、トラブルメイカー又八と吉岡道場の思惑が絡んで佐々木小次郎と武蔵の邂逅を予感させる緊張感がコミカルなコマを挟みつつもただ静かに描写される。
絵の力がその出来に直結するこういう静かな描写こそ、「バガボンド」の真骨頂だと思う。
本阿弥光悦の顔がとても良い。
とはいえ、斬り合いシーンが楽しいのも確かであるので、次巻も楽しみにしております。
刀を抜いてしまってる御池殿には笑いました。
妙にかわいいな、おっさん。死んだけど。
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- 推薦図書:“Vagabond” from 漫画と雑誌.com 2006/06/25 11:30 AM
- こうしてみると「宮本武蔵」じゃなくて「バガボンド」というタイトルにしたのは最初から海外進出を狙ってたからなのかな、とも思います。井上雄彦って一時期ニューヨークに住んでたし。というわけでまた英語版(最...