- 2007.06.23 Saturday
- Impression > 漫画
中央公論新社の新書で現在9巻まで出ている佐藤大輔氏のファンタジー戦記・「皇国の守護者」。
その伊藤悠氏によるコミカライズ。
以前から書店では表紙を何度か目にしていて気にはなっていたのですが、会社に転がってたので1巻を読んでみました。
面白かった。
帰りに4冊買って帰りました。
誤解を恐れずにぶっちゃけて云えば「銀河英雄伝説」タイプのお話。
ストーリーもなかなか面白いんだけど、何より絵が、とても良いです。
新城、カッコイイな。
サーベルタイガーの千早もかわいくて良い。
龍と人間との相互不可侵を基本とする"大協約"が基本ルールとなっている世界。
明治日本を思わせる極東の島国"皇国"。
その"北領"(北海道にあたる)と呼ばれる島で、サーベルタイガーを伴う実験部隊・剣虎兵第11大隊第2中隊に所属する陸軍中尉・新城直衛が主人公。
皇国は貿易で利を得ていたが、それは大陸の"帝国"の経済を圧迫していた。
ロシア帝国かあるいは中世ヨーロッパの軍隊を思わせる帝国軍が、ある冬、宣戦布告もなく北領に来襲した。
諸戦"天狼会戦"で敗走した皇国軍残存は北領を放棄。
脱出する時間を稼ぐため、"しんがり"を務めることとなった新城は圧倒的な帝国軍に対して遅延作戦行動を開始する。
敗走中の軍で、捨て駒とも言える最後尾での時間稼ぎ。
どんどん人が死んでゆきます。
この北領編とも言うべきプロローグは、原作で云うと2巻あたりまでらしい。
コミックスでは、4巻を費やしてようやく終わりそうですな。
早く続きが読みたいんだけど、でるのはいつなんじゃらほい。
原作読むという手もあるけど、絵が気に入ったから漫画で読む。
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