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SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年・日本)

★★☆☆☆2

1974年のTVアニメ「宇宙戦艦ヤマト」をリメイクした実写VFX映画。
山崎貴監督、木村拓哉主演。

アニメ「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」よりは全然まとも。
面白くはなかったんですが、それは予想通りとして、残念だったのはカッコよくもなっかったこと。
VFXにはちょっと期待してたんだけどなぁ。

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ストーリーは概ねアニメ準拠。
設定はあちこち変わってるけど、導入部がほぼアニメのままなので戸惑うこともなし。
森雪が戦闘機乗りで殴りまくってたり、佐渡先生や相原が女になってるのも違和感なし。
もともと古いアニメだから話はめちゃくちゃなわけで、改編は歓迎。
改編しつつも、原作へのオマージュ的要素もちりばめられてるあたりは好感。
ブラックタイガーはかっこいいと思います。

でもそれだけだなぁ。
ヤマトは波動砲に頼りすぎだし、ガミラス人のCGはしょぼいし、ガミラスにあっという間に着いちゃうし、船内セットが嘘くさくてコントみたいだし、緒形直人さんの演技が力入りすぎだし、コスモゼロが自由落下する意味がわかんないし、柿崎が居たし、揚陸部隊が少なすぎだし、揚陸したとたんガミラスはローテクだし、アナライザー量産しちゃえばいいし、古代と雪が戻ったらあんなに居たガミラス人が一人も残ってないし、あれが地球だ!もコントみたいだし、なんで雪が艦橋で古代といちゃついてんだTPOをわきまえろ。
なんか20人ぐらいの少人数で1週間ほどで帰ってきたような気がしてしまうのもどうか。

話が面白いのはもともと期待してないんだから良いとして、ならもっと勢いとかカッコイイVFXとか、そういうので魅せなきゃいかんと思うんだけど、全体的にかっこわるい。
浪花節なところはもう仕方ないのかなぁ。
もういいかげんやめて欲しいなぁ。

黒木メイサさんは良かったですよ。

(2011/02/08補足)
コスモゼロが自由落下してた意味、あらためて考えてたらわかったよ。
たぶん迎撃装置の位置をマークしてヤマトに伝え、ヤマトが一撃粉砕したのね。
いろいろ考えてみたけど、それ以外は思いつかん。
劇中でもなんか説明はしてたような気はします。流しちゃったけど。
なんかこの映画、全体とおしてそういうもどかしさがあった。
決めるべきところの前時点、さりげなく、でも確実に印象に残すべきところが残ってない。
俺が悪いのかも知れん。

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