Canon SPEEDLITE 380EX

キャノンの外付けストロボ、SPEEDLITE 380EX をこれまたヤフオクで購入しました。約1万円。
キャノンのスピードライトの現行機種は580EX、430EX、220EXの3機種ですが、その中堅機種430EXの前モデルが420EX。
そのさらに前モデルがこの380EXになります。
つまり2世代前のモデル。
カメラと連動して自動調光を行う E-TTL にも対応していますし、上方のみとはいえバウンス撮影も可能、ということでまぁ不都合はなかろうと。


EOS Kiss Digital に SPEEDLITE 380EX を装着したところ。
デカイです。


（以上Canon PowerShot A400）
発光部の方向を上方90度まで変えることができます。
これで天井をレフ板代わりにして手軽に反射光によるバウンス撮影ができます。
これがこのストロボを買った目的だったりします。
420EX や 430EX なら横方向にもバウンスできるんですけど、これは上方のみ。

それではバウンス撮影のテスト。
モデルはウチのTVの上に鎮座しております、カエルの貯金箱。


（Canon EOSkissDigital + EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM）
ストロボ無し撮影。
暗い室内撮影だと光量が不足してシャッタースピードが落ち、手ブレが起きやすくなります。
まぁ、このブレはひどすぎですが。


（Canon EOSkissDigital + EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM）
EOS Kiss Digital 内臓ストロボ使用。
ブレは無くなりますが、正面からの強い光で立体感が飛び、コントラストが不自然に上がり、影が強くなってしまいます。
ありがちですね。


（Canon EOSkissDigital + EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM）
SPEEDLITE 380EX 使用。
カメラを横に傾けて縦長で撮影したので、上方ではなく向かって右の壁にバウンスさせています。
右に光源があるのがわかりますね。
こういうときでも、420EX や 430EX なら上方にバウンスさせることができるのですが、380EX では無理です。
でも正面からのストロボ撮影に比べて不自然さがかなり軽減されます。

お手軽にバウンス撮影できるとはいえ、光量や絞り、バウンスのさせ方などでだいぶ写り方が変わってきまして、なかなか攻略しがいがあります。
写真は面白いなー。