Canon EOS Kiss Digital

（Canon EOS 5D + EF50mm F1.4 USM）
今月の「よつばと！」も無事アップ。
とはいえなかなか難産でした。
要求される作画レベルはだんだん上昇していきます。当然です。
で、今回、あずまさんはどう思ったか知りませんが、その要求レベルに届かなかった感が私の中にあり、申し訳ないなぁと思います。

それはともかく、マイカメラの紹介です。
Canon EOS Kiss Digital（初代）のシルバー。
ヤフオクで、EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USM が同梱されたレンズキットの中古品を5万円ほどで購入しました。

漫画の背景描きという仕事をしてる上で、一眼レフのデジタルカメラがやっぱり必要だよなぁと購入しました。
ま、一番安い入門機なわけですが。

コストパフォーマンスという点では後継機の EOS Kiss Digital N や、上位機種の EOS 20D が勝ると思いますが、レンズ無しボディーのみのヤフオク相場で大体 Kiss Digital N が5万円台、20D が8万円台あたりのようなので、それに比べるととりあえず安い。
中古に出回ってる数も多いですし、性能もデジタル一眼入門機としては十分だと思います。

何故キャノンを選んだのかというと、職場で使われてるカメラがキャノンメインだから。
現在職場にはあずまさんの日常使用機の EOS 5D と アシスタント用としてこれと同じ EOS Kiss Digital(Black) が置いてあります。
以前はその EOS Kiss を借りて使っていたのですが、自分で所有しないとやはり遠慮がある、というか所有した方が得るものが大きいと判断したので買ったわけです。
自分の用途の範囲内としてちゃんと使えるカメラだということはわかりましたし。
色がシルバーなのは、職場の同機種と区別するためもありますが、それより積極的に好みで。
「おもちゃみたいでチャチい」などとも言われましたが、私としては EOS 5D がおもちゃみたいでは困るが、EOS Kiss Digital はそれで良いのです。

この記事の写真は EOS 5D を借りて撮影したものです。
レンズは EF 50mm F1.4 USM 。
レンズも明るくて使い勝手が良さそうなんですが、それより EOS 5D のファインダーが広くてとても見やすい。うらやましいです。
EOS Kiss Digital のファインダーは狭くて暗い。
付属の EF-S 18-55mm F3.5-5.6 USM レンズもMFでは使い物にならないので、このカメラはAFで使うのが正しいのでしょう。
もとより30万円のカメラと比べるのは酷。

で、実際所有してみての感想。
このカメラの最大の美点は、そのコンパクトさ。
EOS Kiss Digital N はさらにコンパクトですが、EOS Kiss Digital だって十分に小型・軽量。
持って外に出るときにこれはかなり大きい。

逆に悪いところは、というと、安いカメラだからイロイロ不満点は当然あります。
前述のファインダー、連写速度と枚数、など。
中でも一番悪い点は、おおよそ3秒という起動時間の遅さでしょうか。（EOS Kiss Digital N や EOS 20D は0.2秒）
スリープ状態からの復帰にもたぶん2秒ぐらいかかってるのでとっさに撮影したい場合にもたつきます。
惜しい。

さて、もっと望遠側に広い高倍率ズームレンズが欲しくなってきました。
シグマ 18-125mm F3.5-5.6 DC か 18-200mm F3.5-6.3 DC が良いかな。
タムロンにも同じようなレンズ、AF 18-200mm F3.5-6.3 XR Di II LD Aspherical [IF] MACRO (Model A14) があるなー。
どうするかなー。