Shimano DeoreXT ブレーキレバー

ウチの嫁さんの自転車・ルイガノLGS-MV1 のブレーキレバーが折れてしまいました。
仕方が無いのでブレーキレバー交換です。


（Canon EOSkissDigital + EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM）

MV1には台湾TEKTRO社製のTENERAというブレーキレバーがついていました。
アルミ製ブレーキレバーにコンフォートパッドという要するに滑り止めラバーがネジ留めされているもの。
これが、自転車を停めてたら倒れてしまい、その拍子にネジ穴の部分からもうポッキリと。

で、折角交換するんだからテクトロにするのはバカらしい。
ということで、まぁ、無難ですが、Shimanoで。
シマノといえばリールなどの釣具でも有名ですが、世界の自転車のコンポーネントで圧倒的シェアをもつ自転車界のインテル。
コンポーネントというのは、ブレーキ、ブレーキレバー、前後ディレイラー（変速機）、変速レバー、チェーン、スプロケット（ギア）、クランク（ペダル周辺）、ハブ（車輪軸）等のメカニカルなパーツ群の総称ですが、シマノのコンポーネントにはグレードがあります。
ロード系なら上からDURA-ACE、ULTEGRA、105、TIAGRA、SORA、2200、A050。
クロスカントリーMTB系なら上からXTR、DeoreXT、DeoreLX、Deore、Alivio、Acera、Altus、Tourney。
ダウンヒルMTB系のSAINT、HONE。
他に小径車用のCAPREO、シティ車（ママチャリ）用のNEXAVEなどがあったと思います。
間違いがあったらごめんなさい。

MV1は20インチの小径車ですが、基本的にMTB用のパーツが使われています。
最初はDeoreのレバー（左右ペア￥1700）を買おうと思ったのですが、いつもパーツを買っている店に在庫が無く、DeoreLXのレバー（左右ペア￥4900）のデザインは自転車を選ぶというか、なんか違う。
そこで仕方なく、ブレーキレバーだけなら少々高価くてもたかが知れてるし、DeoreXTのブレーキレバー（左右ペア￥5900）を購入してしまいました。

ハンドルバーからグリップを外し、壊れたブレーキレバーを抜いて新しいブレーキレバーを装着。
本来ならこれで作業は終わるんだけど、ついでにブレーキワイヤーもレバーに付属のものに交換することしにて、ワイヤーカッターで古いワイヤーをバチバチ切断。
ワイヤーチューブの長さを調節しつつワイヤーを前後Vブレーキまで取り回して、あとはワイヤーの緩みをとってブレーキの調整。
さらについでにブレーキシューも交換してみたり。
慣れないことなので思ったより時間がかかってしまいましたが、なんとか作業完了。


（Canon EOSkissDigital + EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM）
同じくシマノのグリップシフト・RevoShift 7-speed とメーカーもカラーリングも揃っていい感じです。
ただ、DeoreXTのレバーは短めなので、グリップシフトにギリギリ近づけて装着してもちょっとグリップからレバーが遠い。
すぐ慣れそうな範囲ではありますけれども。
そんなスピード出す自転車じゃないですしね。

それにしてもブレーキレバーが偉そうにDeoreXTなのに、Vブレーキ本体はテクトロのままなのがちょっとマヌケです。
そのうちブレーキもDeoreあたりと交換しましょう。
Capreoでも良いかも。