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南極料理人（2009年・日本）

2010.10.17 Sunday
Impression > 映画

★★★★☆4

西村淳氏のエッセイを原作とする映画。
海上保安庁から代役として急遽、南極観測隊の料理人としてドームふじ観測基地に単身赴任することになった主人公と、観測隊員たちの日々。

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淡々とした描写は割と好み。
主人公を演じる堺雅人の笑顔がなんとも言えん。
最初、やたらと凝った料理が出てくるのでびっくりしたのだけど、それがぞんざいに食されるのを眺めてる笑顔が良い。
そしてだんだん料理が雑になっていくのも良い。

残念なのは料理・食事のシーンがもっと欲しかったのと、あまり南極の基地って感じが無かったこと。
南極の生活ってそうなんだ、という意外性があまりなく、そういう興味で観ると肩透かしを食らいます。
あと、エッセイ原作だからかちょっと散漫だったような気がしました。

雰囲気や流れ的には好きなだけにちと残念。

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