- 2010.05.08 Saturday
- Impression > 書籍
★★★★☆4
「ウルトラQ」のケムール人や「ウルトラマン」(初代)のスーツ・アクターを務め、「ウルトラセブン」ではアマギ隊員を演じた古谷敏氏の回顧録。
初代ウルトラマンを愛する人は読むべき。
帰ってきた「ウルトラマン」
ゼットンにカラータイマーを・・・
感動しました!
この本に出会えて良かったです
「ウルトラQ」のケムール人や「ウルトラマン」(初代)のスーツ・アクターを務め、「ウルトラセブン」ではアマギ隊員を演じた古谷敏氏の回顧録。
初代ウルトラマンを愛する人は読むべき。
ウルトラマンになった男
posted with amazlet at 10.05.08
古谷 敏
小学館
売り上げランキング: 5367
小学館
売り上げランキング: 5367
おすすめ度の平均:
読み出したら止まりませんでした帰ってきた「ウルトラマン」
ゼットンにカラータイマーを・・・
感動しました!
この本に出会えて良かったです
内容は主に「ウルトラマン」の時期の回想。
ウルトラマンのスーツ・アクターに決まるまでのいきさつと、収録中のエピソード、人間関係などが静かに語られます。
「水がいちばん怖い」など演じた本人にしかわからないような苦労話が興味深い。
読んでからウルトラマンを見直すとまた印象が違って見えてきます。
「そうか、ぺスターはすぐに死にかけてたけど、中の人も倒れるほど苦しく、暑かったんだなぁ」とぺスターがますます好きになりました…などと半分以上本気の冗談はさておき、古谷氏の温厚な人柄とともに、ウルトラマンを演じたことへの矜持がひしひしと伝わってくる本でした。
胸にじんわりときます。
字がおおきくて、さらっと最後まで読めてしまい、ボリューム的にはもっと欲しかったのが残念といえば残念。
ウルトラマンにかかわった人の回顧録はいくつも出版されているのですが、個人的にはウルトラマンの美術・デザインをされた成田亨氏の「特撮と怪獣―わが造形美術」とならぶ面白さでした。
でもamazonみると、成田氏の本ってもう売ってないのね。
もったいない。
ウルトラマンのスーツ・アクターに決まるまでのいきさつと、収録中のエピソード、人間関係などが静かに語られます。
「水がいちばん怖い」など演じた本人にしかわからないような苦労話が興味深い。
読んでからウルトラマンを見直すとまた印象が違って見えてきます。
「そうか、ぺスターはすぐに死にかけてたけど、中の人も倒れるほど苦しく、暑かったんだなぁ」とぺスターがますます好きになりました…などと半分以上本気の冗談はさておき、古谷氏の温厚な人柄とともに、ウルトラマンを演じたことへの矜持がひしひしと伝わってくる本でした。
胸にじんわりときます。
字がおおきくて、さらっと最後まで読めてしまい、ボリューム的にはもっと欲しかったのが残念といえば残念。
ウルトラマンにかかわった人の回顧録はいくつも出版されているのですが、個人的にはウルトラマンの美術・デザインをされた成田亨氏の「特撮と怪獣―わが造形美術」とならぶ面白さでした。
でもamazonみると、成田氏の本ってもう売ってないのね。
もったいない。
- Newer: 佐久バルーンフェスティバル2010
- Older: ゴルゴダ星
Trackback:0
- TrackBack URL for this entry
- http://innersea.net/sb/sb.cgi/217
- Listed below are links to weblogs that reference
- ウルトラマンになった男 / 古谷敏 from INNER SEA .net
- トラックバックはありません。