- 2007.04.23 Monday
- Impression > 音楽
独メタル界のゴッドファーザー、ウド・ダークシュナイダーが ACCEPT 脱退後に結成した U.D.O. の1990年作品。
個人的には ACCEPT と U.D.O. のアルバムの中で最も好きな一枚。
個人的には ACCEPT と U.D.O. のアルバムの中で最も好きな一枚。
「RESTLESS AND WILD」(4th.1982)、「BALLS TO THE WALL」(5th.1983)で日欧のメタルファンの心を掴み、傑作「METAL HEART」(6th.1985)で一躍メジャーに名乗りをあげたドイツのヘヴィメタルバンド・ACCEPT。
「ヘヴィメタルしか歌えない」と評されるダミ声ヴォーカリストのウド・ダークシュナイダーは、アメリカでの躍進を望むバンドとマネージメントにより「RUSSIAN ROULETTE」(7th.1986)を最後に解雇されます。
ACCEPT はその後アメリカンハードロック調に路線変更した 8th.「EAT THE HEAT」(1989)を残し解散。
ウドは U.D.O. を結成し、「Animal House」(1st.1987)を発表、ACCEPT のメンバーが次のアルバム用に用意した曲を譲り受ける形で収録したこのアルバムは ACCEPT 以外の何者でもなく、U.D.O. は ACCEPT ファンの支持を得ます。
ここで紹介するのは、U.D.O. の3rd.アルバム「FACELESS WORLD」。
ACCEPT~U.D.O.は「変わらないサウンド」と評されることが多いのですが、(確かにコアの部分は不変かもしれませんが)実は結構変化があるのですよ。
そして、ACCEPT の継承者としてスタートした U.D.O. が、独自の音楽性を発揮して ACCEPT から脱却したと個人的に思ってるのがこのアルバムなのです。
重要な役割を果たしているのがギタリストのマティアス・ディート。
彼のギターの浮遊感のあるメロディアスなソロ、ソリッドでキャッチーなリフ、そしてコンポーザーとしての才能がとても印象深い。
2曲目の「Blitz of Lightning」のイントロやサビの美しさは絶品です。
このアルバムの後、U.D.O. は(個人的には少しヘヴィ一本槍に過ぎるんだけど)名盤と呼ばれる4th.「TIMEBOMB」(1991)を発表。
直後にウドが引退表明して解散するものの、1993年のACCEPT再結成、1996年のACCEPT再解散を経て1997年に5th.「SOLID」で再始動。
しかし、そこにはマティアスの姿はありませんでした。
U.D.O.は現在まで精力的に活動を続けています。
90年代のグランジやオルタナティヴといったヘヴィ・ロックを経た現在のシーンでは稀有な80年代的パワーメタルはなかなかカッコイイけれど、何か足りない。
やっぱりマティアスの居た第一期 U.D.O. は特別だったと思います。
「ヘヴィメタルしか歌えない」と評されるダミ声ヴォーカリストのウド・ダークシュナイダーは、アメリカでの躍進を望むバンドとマネージメントにより「RUSSIAN ROULETTE」(7th.1986)を最後に解雇されます。
ACCEPT はその後アメリカンハードロック調に路線変更した 8th.「EAT THE HEAT」(1989)を残し解散。
ウドは U.D.O. を結成し、「Animal House」(1st.1987)を発表、ACCEPT のメンバーが次のアルバム用に用意した曲を譲り受ける形で収録したこのアルバムは ACCEPT 以外の何者でもなく、U.D.O. は ACCEPT ファンの支持を得ます。
ここで紹介するのは、U.D.O. の3rd.アルバム「FACELESS WORLD」。
ACCEPT~U.D.O.は「変わらないサウンド」と評されることが多いのですが、(確かにコアの部分は不変かもしれませんが)実は結構変化があるのですよ。
そして、ACCEPT の継承者としてスタートした U.D.O. が、独自の音楽性を発揮して ACCEPT から脱却したと個人的に思ってるのがこのアルバムなのです。
重要な役割を果たしているのがギタリストのマティアス・ディート。
彼のギターの浮遊感のあるメロディアスなソロ、ソリッドでキャッチーなリフ、そしてコンポーザーとしての才能がとても印象深い。
2曲目の「Blitz of Lightning」のイントロやサビの美しさは絶品です。
このアルバムの後、U.D.O. は(個人的には少しヘヴィ一本槍に過ぎるんだけど)名盤と呼ばれる4th.「TIMEBOMB」(1991)を発表。
直後にウドが引退表明して解散するものの、1993年のACCEPT再結成、1996年のACCEPT再解散を経て1997年に5th.「SOLID」で再始動。
しかし、そこにはマティアスの姿はありませんでした。
U.D.O.は現在まで精力的に活動を続けています。
90年代のグランジやオルタナティヴといったヘヴィ・ロックを経た現在のシーンでは稀有な80年代的パワーメタルはなかなかカッコイイけれど、何か足りない。
やっぱりマティアスの居た第一期 U.D.O. は特別だったと思います。
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