SIGMA 24-60mm F2.8 EX DG

（Canon EOSKissDigital + Canon EF50mm F1.8 II）
標準ズームレンズとして常用していた SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO を売却しました。
そして、それに代わる新たな常用標準ズームを購入。

EOS Kiss Digitalに装着すると35mm換算39-96mmをカバーする、全域で開放F値2.8の大口径標準ズームです。

SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO はなかなか良いレンズでした。
APS-Cデジタル一眼専用レンズではありましたが、というか、専用だからこその軽量さと広角から中望遠まで過不足なくカバーしているズーム域。
標準レンズとしては圧倒的に寄れる20cmの最短撮影距離。
写りは「値段を考えればかなり良い」という評価なようですが、他には無いレンズであり、デジタル一眼の標準ズームとして最も汎用性に秀でたレンズだったと思います。
CAPAという雑誌の2006年レンズ大賞を獲ったというのも頷けます。

とはいえ、弱点はあって、望遠側で開放F4.5になってしまう明るさ。
あと、個人的にはカメラを構えたときの重量バランスやズームリングの感触がいまひとつに思えました。
そこで、F2.8通しの大口径標準ズームに入れ替えようと思ったわけです。

大口径標準ズームとなると、Canonの純正レンズは写りは良いけど「重い」し「高価い」ので無理。
となると、レンズメーカー製レンズの中から選ぶわけですが、このクラスでは
TAMRON SP AF28-75mm F2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO(model A09)
がもう圧倒的に定評があるわけです。
なので「タムロンのレンズは使ったことないし、ここはA09買おう！」ということに決めました。
…はずなのになぁ。


（Canon EOS 5D + Canon EF24-70mm F2.8L USM）
まぁ、シグマの大口径標準ズーム3兄弟、
24-60mm F2.8 EX DG
24-70mm F2.8 EX DG MACRO
28-70mm F2.8 EX DG
のほうがタムロンA09より安かっただけです。
それと、ちょっと購入を急いだので、ゆっくりA09の出玉を待ってられなかったんですね。

でも、24-70mmはちと重いですが、24-60mmか28-70mmならぜんぜんオッケー。
何枚か撮ってみましたが、持った感じも悪くないし、写りも結構好みです。
望遠側60mmというのがちょっと物足りないですけど、その代わりに広角側が24mmなので、そこは割り切りましょう。